黄金世代とは、1998年~1999年生まれの女子ゴルファー
です。

 

面白いことにこの年代の選手は、スターと呼ばれる素質を
持った選手が非常に多いです。

 

今後の女子ゴルフ界は黄金世代の選手に注目です!

黄金世代が今熱い、女子ゴルフ世界水準の畑岡奈紗。

畑岡奈紗は、1999年1月生まれの女子ゴルフ黄金世代の選手です。

 

同じ黄金世代の勝みなみとともに、アマチュア時代から有名な
選手で、2016年の「日本女子オープン」で初優勝を飾っています。

既にツアー5勝している黄金世代を牽引するゴルファー

同大会でのアマチュア選手が優勝するのは、史上初であり、
17歳263日という若さでこの偉業を成し遂げたのは凄いですね。

 

2016年の「世界ジュニアゴルフ選手権」で大会2連覇。

 

その後、プロに転向し戦いの場を米国ツアーに移し、
米国ツアー出場資格を獲得しました。

 

因みに、17歳での米国ツアー出場資格獲得も日本人選手史上
最年少です。

 

2017年は、米国を主戦場としてプレーし、日本に戻って
「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」
でプロ初優勝。

 

さらに「日本女子オープン」では、日本女子オープン歴代最高
スコアで優勝、連覇しました。

 

2018年は、
「全米女子オープン」で10位、
「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で米ツアー初優勝、
そして11月に開催された「TOTOジャパンクラッシック」で
4打差を逆転して優勝したのは記憶に新しいところですね。

畑岡奈紗ってどんな選手?

158センチと小柄ながら、ドライバーで260ヤード以上飛ばす
女子プロゴルファーの中でも飛距離がある選手です。

 

安定した下半身とインパクトでジャンプするようなスイング
が特徴的ですね。

 

個人的に凄いなと思うのは、精神力の強さです。

 

まず、いきなり米国ツアーに参戦するという行動力が凄いです
よね。

 

プレーに関しても技術的な部分だけではなく、的確なコース
マネジメントと勝負勘が優れた頭の良い選手だと思います。

 

冷静に考えると、この若さで強豪揃いと言われている
「TOTOジャパンクラッシック」で優勝、しかも
米国ツアー2勝目って…

快挙と言っても良いですね。

 

余談ですが、奈紗(なさ)という名前の由来は、
アメリカ航空宇宙局NASAからきているようです。

 

世界に羽ばたく子供になって欲しいという思いからつけら
れたそうです。

 

まさに、世界の奈紗になったのではないかと思います。

畑岡奈紗の使用しているクラブは?

基本的には、スリクソンで統一されています。

ドライバー~アイアンまでスリクソンですね。

■ドライバーは、 スリクソンのZ765。

■フェアウェイウッドは、Z F65、ユーティリティーは、Z H45

■アイアンは、Z745を使用しています。

■ウェッジは、クリーブランドの588 RTX2.0
プレシジョンフォージド、

■パターはピンのスコッツデールTR Piper Cを使っています。

ドライバーは、311gもありかなりハードなスペックです。

 

アイアンも男子プロが好むようなスペックのものを使っていて、
全体的にかなりハードなクラブセッティングですね。

 

ピンのパターはセンターシャフトでジュニア時代から
愛用しているようです。

黄金世代が今熱い、女子ゴルフアマ時代に優勝した勝みなみ

勝みなみは、1998年7月生まれの黄金世代を代表する女子プロ
ゴルファーです。

黄金世代を代表するスター選手

アマチュア時代は、「ニュージーランドアマチュアゴルフ選手権」
で、19アンダーというスコアで日本人初優勝、

レギュラーツアーである「KKT杯バンテリンレディスオープン」
でJLPGAツアー史上最年少記録となる15歳293日で優勝と輝かしい
戦績を残し、一気に注目を浴びました。

 

意外なことに高校は自宅から通学できるゴルフ部のない鹿児島高校へ
進学しました。

 

その後日本アマチュアタイトル3冠など、アマチュアゴルファーの
エリートコースを進み、2017年にプロテストに一発合格

 

QTランキング26位で前半のツアー出場資格を獲得。

 

プロになってからは、ステップアップツアー
「山陰合同銀行Duoカード・レディス」で初優勝。

 

2018年は優勝こそありませんが、
「アクサレディスゴルフトーナメントin M I Y A Z A K I 」では、
3位タイ、「リゾートトラストレディス」では岡山絵里選手と
プレーオフの末に2位、「ヨネックスレディス」の2位など
安定した成績を残しています。

勝みなみってどんな選手?

アマチュア時代から有名な選手で、黄金世代を代表する選手です。
下半身が強く、強い捻転差でダイナミックなスイングをします。

 

ドライバー飛距離は、247ヤード以上と飛距離がある選手です。

 

157センチと小さな体から凄いボールを打ちます。

 

ドライバーの飛距離も凄いですが、注目すべきは、パッティング
の上手さで、ショートパットはかなり強めに打っているように
見えます。

 

このような精神的な強さが、常に平均パット数で上位に入って
くる秘訣かもしれませんね。

勝みなみの使用しているクラブは?

基本的には、スリクソンがメインクラブです。

■ドライバーは、スリクソンZ565、
■フェアウェイウッドは、ZF65、
キャロウェイ ローグサブゼロを4Wで入れることもあります。

■ユーティリティーは、Z H65、
■アイアンは、5アイアン~7アイアンまでZ765 、
8アイアン~ピッチングウェッジまでZ965というように
使い分けているみたいです。

■ウェッジは、クリーブランド RTX-3 ブレード、
■パターは、オデッセイ オーワークス #1ですね。

アイアンを5I~7IまでをZ765、8I~PWまでをZ965というように
使い分けているのが特徴的ですね。

 

因みに、Z765とZ965の違いは、操作性の良さですね。

 

Z765は飛距離とある程度の寛容性を備えたモデルでZ965は、
操作性の高さが特徴的な上級者向けモデルですね。

黄金世代に負けるな、女子ゴルフ4年目で初優勝の永峰咲希

永峰咲希は、1995年4月生まれの女子プロゴルファーです。
黄金世代と言われる世代よりも少し上の選手ですね。

 

プロテスト合格年で言うと、86期生ですね。

フジサンケイレディースクラシックで初優勝を果たした4年目の女子プロゴルファー

黄金世代ではないですが、この世代も柏原 明日架や堀 琴音という
スター選手が揃っている年代ですね。

 

アマチュア時代から活躍している選手で2012年には日本女子オープン
でローアマのタイトルを獲得しています。

 

2014年にプロテスト合格。

 

2018年の「フジサンケイレディースクラシック」で最終日にスコアを
伸ばし、プロ4年目にしてツアー初優勝を果たしています。

 

既にツアー5勝している畑岡奈紗選手などと比べると、遅い初優勝だな
と感じるかもしれませんが、あの宮里優作選手も初優勝まで11年
かかっていますから、ツアー1勝するだけでもすごいことだと思います。

 

さらに、11月には、畑岡奈紗選手が優勝した「TOTOジャパンクラッシック」
では、2位タイと躍進しています。

永峰咲希ってどんな選手?

ドライバーの飛距離は女子プロゴルファーの平均距離程度で決して
飛ばし屋というわけではありません。

 

スイングは、ゴルフの教科書があるとしたらお手本として載せたい
くらい、クセがなく綺麗で基本に忠実なスイングです。

 

アマチュアゴルファーは彼女のスイングを参考にすると良いと思います。

 

飛距離は平均的ですが、球が曲がらないので、常に安定したゴルフを
する選手ですね。

 

優勝回数は1回ですが、予選落ちがなくトップテン入り、
トップ30位入りが非常に多いのは安定感があるゴルフができている
証拠ですね。

永峰咲希の使用しているクラブは?

使用クラブはテーラーメイドで統一されています。

■ドライバーは、M3 440、
■フェアウェイウッド、ユーティリティーは、M4、
■アイアンは、P770、
■ウェッジは、ミルドグラインド、
■パターは、TPコレクションSOTOです。

ウェッジやパターは、違うメーカーのものにするプロが多い中で、
ドライバー~パターまで全てテーラーメイドで統一している
クラブセッティングが特徴的です。

 

更に、グローブやボールもテーラーメイドですね。

黄金世代と若き女子ゴルファーのまとめ

今回は、黄金世代を代表すると言っても良い選手である畑岡奈紗、
勝みなみと黄金世代よりも少しだけ上の世代である永峰咲希
ついて紹介しました。

 

これからの女子プロゴルフ界は、今回紹介した若い選手が活躍
してくるはずです。

 

さらに、黄金世代には他にも華のある選手が大勢いますので、
これからの女子プロゴルフツアーでも上位争いに加わってくる
はずです。

 

2020年には、東京オリンピックもありますし、
若き世代の女子プロゴルファーには、頑張ってもらいたいもの
ですね。

イボミや黄金世代の女子ゴルフ情報はこちら

 

この記事を書いた人

G2たか
ETVゴルフ番組の外部プロデューサー
として番組に携わり2015年に引退。

ゴルフ大好き爺さんです。

腰痛と老眼でプレーもできなくなりましたが
夢の中ではパープレーでラウンドしています。